今週のプレイリスト:HYBEすごい / 日本にはENVii GABRIELLAが必要

国内アーティストとK-POP(っていうかHYBE)の選曲になりました。Mirage Collectiveがこの季節にすごいいいなー。ドラマ見てないけど…(feat.長澤まさみバージョンもいい)

今週の(HYBE産)K-POPたち

ルセラのカムバ曲「Impurities」、しっかり90sの濃いめなR&B感がめちゃくちゃ好みです。こういったやわらかいトラックで「強い自分」を歌うのがとても良いね。最近日本のアイドル界隈もいろいろあり、センターに立つサクラちゃんを見てるとなんか泣けてくる…

ってかなんとなくNewJeans感もある。これを後続曲に持ってきたのってちょっと意識してるんだろうか?デビュー初期のRed Velvet感もあるっていうか、こういう曲は今までSMエンタがやってたイメージだな。クレジット見たらめちゃめちゃコライトで、もう誰がどこ担当してるんだろうか?って感じだった。

今回の「ANTIFRAGILE」をまだ全曲ちゃんと聴いてないけど、ロックぽい曲もあったり、トレンドを全体にうまく取り入れているのはさすがHYBE。

SEVENTEENの新曲「DREAM」も良かった。どんだけHYBE好きなのよって話なんですが、ラジオから流れてきた感じが、素直に「いい曲だな〜」って思ったのよね。

タイトルの通り、ドリーミーでシティポップ感もあるミディチューン。この感じ、現代のポップスとして王道であり、日本向けの楽曲としてちゃんと日本人の琴線にも触れるような音感とメロディーのこういう感じをやられてしまうと、ほんと叶わないよな…て思ってしまったよ…

そしてクレジットにはPLEDISアーティストおなじみ、BUMZU氏の名が…!私好きなんですよBUMZU氏(小声)。fromis_9の初期の大名曲(っていうか超好きな曲)「Glass Shoes」「DKDK」など、数々のヒット曲を書いてる作曲家です。この方の作る曲からは、メロディアスなラインだったり、なんとなくJ-POPを感じるんですよね。

そして、ついにデビューする&TEAMのデビュー曲「Under the skin」も非常に良かった(こちらもロックアレンジが印象的)ので近日中に紹介したいです。いやー、ほんとにHYBEすごい。

エンガブについてマジで語りたい

ENVii GABRIELLAにハマったのはほんとに偶然だった。TOKYO FMの「Blue Ocean」の代打DJの放送を偶然に聴く(超おもしろかった)→そこで流れていた「豪華ネェサン」が頭から離れなくなる→YouTubeで検索したらおもしろ動画がたくさん出てくる笑→他の曲も聴いてみたらかっこいい!という感じで、今いちばんハマってるのがエンガブさんかも。毎日YouTube見てます。

で、最新曲の「あなたが私を綺麗にする訳じゃないの」なんだけど、もう、J-POPのいい部分をギュッとしたような感じで、さらにこのきらびやかな世界観はエンガブにしかできないと思う。最後のミュージカルパートなんて本当最高で、MV見てるとなんかよくわからないけど泣けてくるんだよ。今この国にいちばん必要なエンタメはエンガブなんじゃないだろうか。割と本気で思っているんだけれども。

今回の曲はミュージカル的な展開の曲なんだけど、他にもムーンバートン/トロピカル感がセクシーな「Moratoriam」や、バキバキのEDMダンスチューン「High Heels」、ちょいデジロックなアレンジがドラマティックな「DYSTOPIA」など、幅広いジャンルに富んでいてまさに「エンターテインメント」。その真ん中に、ソングライターであるTakassyさん始めメンバー3人の表現したいもの、伝えたいことが込められている。まさに、エンガブの音楽が、エンガブそのものである、という感じがするんですよ。

自身のセクシャリティを武器にしている、と語っている通り、3人がこれまでの人生の経験や感じたこと、今この社会に対して考えていることが、エンガブという形になって表現されてるんだなぁと思うのね。

やっぱり音楽って、心を動かすことができるもの、新しい世界の扉を開いてくれるものだと思うんですよね。音楽だけじゃなくエンターテインメント全てなんだけども、だから人にはエンタメが必要だし、エンタメを通じてこそ、自分とは違う世界を知っていくんだと思う。なんか、それを強く感じさせられたのがエンガブさんで。今回、自分では思ってもみなかったタイミングでなんだかとても感動させられたんですよ。

うーん、うまく言葉でまとめられないんだけど、エンガブがやっているエンターテインメントが、3人の姿そのものが私に感動や勇気をくれるんです。これって私だけじゃないんじゃないかな。だから、日本にエンガブが必要だ!と思うのよ。