ついに発売されたGifted.、祝・ビルボードチャート1位!!!ということでね、素晴らしい!おめでとう!!!ありがとう!!!
これは完全な個人的感想ですが、この時代のデビュー曲としてオリコンではなく、ビルボードチャートでトップを取ったことには意味があると思っているし、さらに個人的に感慨深いのは、ラジオ局J-WAVEの老舗ランキング番組「TOKIO HOT 100」で、Shining Oneが2位になったということ。
時代の変わり目に立ち会っている感じがしてる。
さて、攻めているとか、デビュー曲ぽくないとか言われているこの曲。一聴した時は正直あまりピンときていなかったのですが、度肝を抜かれたのは事実で。
しかも、ピンとは来ていなかったけどもう1回聴きたいと思って、2回聴いたらそこから鬼リピしてしまうというすごい中毒性のあるこの曲。
近年稀に見る攻めたデビュー曲のGifted.、思ったこと・考えたことを箇条書きメモしていたので、そのまま堂々と載せちゃうってことをやってみます。
- まず感じるのは、音数の少なさ。伴って歌詞もシンプルで、それが壮大な雰囲気につながっている。だからこそ個々の存在感が際立つ。壮大な雰囲気それ自体が強いアティチュードであり、メッセージを伴っている。(Spotifyのラジオで、リュウヘイが90sを聴いてどハマりしたというエピソードを話してたんだけど、音数の少なさにロマンを感じるって感性すごすぎない?君本当に14歳(当時)なのだな?超太鼓判。)
- Shining Oneとの対比性が素晴らしいと個人的に。THE FIRSTのフィナーレとしての感動的なShining One、THE FIRSTをここから繋げていくんだという意思のGifted.
- 音階の幅広さもあるんじゃないかな(要検証だな)。一曲の中に低音から高音まである。
- 今までいろんなボーイズグループのデビュー曲を見てきたけど、壮大さでいったら一番かもしれない。EXOのMAMAも、JO1の無限大も壮大だったけど、ポップさは担保されてた。リスナーに媚びない、日本の音楽シーンに媚びない、それが貫かれた素晴らしい楽曲。
- THE FIRSTは終わりではない、と感じさせる世界観。彼らがいきなり出てきたとしても注目を浴びる存在にはなれた(音楽的に)と思うけど、THE FIRSTがあったからこそ彼らの歩みはストーリーになったし、今を一緒に生きる私たちを勇気づけた。ボーイズグループだからこそこれをやるんだ、という覚悟。社長一生ついていきます。
- 佇まいがすでに新人のそれではないのが本当に素晴らしい。しかも、生歌のパフォーマンスで見るともっとかっこいい(スッキリすごかったね)。BTSの生歌にもびっくりするけど、それと同じような驚きがある。荒削りな部分もありつつだけど、本当に歌がうまいグループ。ぜひパフォーマンスの機会がいろんなところで増えるといいね。
- R&Bが聴きたい!とワンマンで言ってくださったファンの方に両手をあげて大賛同。
- 視座が高いことが、こっから行くんだぜ!という意思が、彼らの今を支えているんだなぁ。こっからまた進化しちゃうのかと思うと、末恐ろしい子たち…!
- 最近ふと思ったのは、THE FIRSTが素晴らしかったことの一つに、個性的でスキルの高い参加者が集まった(三次審査を見返すと逸材の宝庫)というのがあるけども、そこには「SKY-HIのオーディションだから」という理由で集まった方がかなり多くいたんだよね。それはやっぱり何においても、日高くんが誠実に音楽活動をしてきた、素晴らしい音楽を作り続けてきたことの証明でもある。ものづくりに実直に向き合い、クオリティとの両立を追求することが、やはり未来につながっていくんだなーと感じる。何が言いたいかというと、THE FIRSTから続くBE:FIRSTのクリエイションは、とても誠実に作られているのがわかる、ということだ。